Sachi Kimura
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サマーワークショップ 2018
私は1998年にイギリスの俳優教育現場に触れる機会があり、自分の俳優としての経験から想う事も影響し、イギリスの演劇教育法や哲学を通して日本の演劇界・芸能の世界に貢献したいと強く思いました。2001年に文化庁からロンドンにて指導者としてトレーニングを積むチャンスをいただき、2003年以降はワークショップや新国立劇場演劇研修所を通して日本でも教えています。
2016年から始めたこのサマーワークショップは、今現在現場でお仕事をされている方々がすぐに使え、そしてワークショップ後も個人として続けてトレーンングをしていけるツールを渡す事により、演劇のコミュニティーが更に発展する一部になれる事を願っています。

ワークショップ1:真実の交流
TRUTHFUL COMMUNICATION
舞台上で身体も精神も、思考もオープンでいたい?
役者としてあなたのオリジナリティーを生かしたい?

俳優'という仮面を被った人々が'演技'をするのではなく「生身の役」が反応し合うことは、舞台・映像作品が成功する重要な鍵となります。役者として本当に相手のセリフを聞いて誠実に反応出来るためには‘役’である前に人間であることが必要です。
 
4日間を通して、身体、心と精神を一緒に動かすエクササイズを体験していきます。‘ステージプレゼンス(舞台上での存在の仕方)’、‘あなたの中にある深い探究を掘り起こす作業’などを経る事により、本当に相手役と繋がるスキルをつけていくと同時に、最後には個人的な交流の癖や対処法などを見い出していきます。

高野しのぶさんのブログより、内容の一部をご覧頂けます。こちらをクリックしてください。
日程・応募方法などの詳細

過去の受講者の声
とても刺激を受け楽しいワークショップでした。俳優であることと自分自身を見つめる良い時間でした。国が違うから…ではなく、演劇(芝居)を作る人間として現場への携わりかたを学び、確実に俳優人生の糧になりました。
 
今回のワークショップは、私にとって本当に気付きの連続で、今まで自分の中にあった固定概念が変わりました。

身体と心の繋がりについて重要視していたが、いかに身体が大事か、いろんな学びとヒントを貰いました。

本当に素敵で幸せな時間でした。日々取り組める課題をたくさんもらえました。

NEW workshop
ワークショップ2:真実の交流 
      STAGE  2
(既に、または今回ワークショップ1を受けた方のみの対象となります。)

観客・視聴者は人間の織りなすドラマを見たいから劇場や映画館を訪れます。その観客は役者の体験をそのまま体験しています。役者がシーンを演じる際にそれが‘真実’であるからドラマが面白くなり、その為には役者同士が本気の交流が出来ている必要があります。
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おなかからあんなポジティブな強い感情が出てくるなんて!!初めての経験でした!新鮮な気付きがとってもたくさんあった、本当におもしろい素敵なワークショップでした。

自分の中になんとなくある、正しい交流の感覚を再認識でき充実した時間でした。


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このワークショップではダイアローグのシーンを使い、スタニフラフスキーシステムに基づいた台本読解を含め、身体を使いながらシーンの水面下で起きていることを浮き彫りにしていきます。役同士が深く反応し合う事により生まれる観る者の心を動かす演技を目指し、実際の現場で使えるツールを身につけると同時に個々の癖や解決法も見ていきます。
日程・応募方法などの詳細

イギリスでの受講者の声:
彼女のクラスは思慮深く、精神的に清々しくさせてもらえる。
自分の体の中にあるエネルギーを呼び起こし、そしてそれをどうパフォーマンスや観客へと使うのかを学ぶワークだった。
                                                                      —アレックス・ウィルトン・レーガン   (女優、ロンドン)
ワークショップ3:創造的になろう
  BE CREATIVE
プロの現場で仕事をする際、時として俳優は、演出家に求められる事を体現する事に集中したり、そのプレッシャーを感じすぎる事により、自分のクリエイティビティーを見失うことがあります。しかし、もし自分の創造性が作品の役に立てるとしたら?キャステングをする側はそれも含めてあなたを求めているとしたら?
 
このワークショップでは俳優としてのアーティスト性を引き出し、創造的になる歓びを見つけていきます。イギリスで作品作りをする際に使用されるディバイズド・メソッドの中でも、講師自身の経験から生み出した独自のメソッドを使い、少人数のグループでオリジナルの小作品を作ります。
身体と五感、イメージや想像を働かせ、直感的に案を試す段階を経て、作り手としての意思と観客との関係性を大切にする作業をしていきます。創造者としての思考を明らかにしていくことがあなたの今後の俳優・作り手としての生き方に繋がることを目的としています。(このワークショップは俳優の方だけでなく、作り手の方もご応募いただけます。)
日程・応募方法などの詳細
受講者西村荘悟さんのブログから内容の一部がご覧いただけます。
こちらをクリックしてください。
過去の受講者の声
私は私で在ることができたし、様々な物に対する私の感度が上がった気がした!
エクササイズを通して、私の原点や、私にとって重要な事、私が今の世界をどう捉えているのか見つめ直すことができた。他のメンバーの考え方を聴くことで、それが立体的に見えた。

性別を気にせず、参加した皆さんを凄く信頼してワークが出来たので、有難い場所でした。人の身体に安心して触れたり、探求できる現場はそんなにありませんが、この感覚をもっていると作品が作りやすいし、余計な力がいらなくなるなと思いました。4日間を通して、手のひらが柔らかくなった感覚がありました。アイデアが身体に入って化けやすくするように、いつも柔らかくしておきたいと思います。
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今まで当たり前だと思っていたことや、自分を縛っていたものから少し解放されたような気がします。クリエイティブな状態とはどんなものか、停滞した時には何をすべきか(そもそも停滞しないようにするにはどうすべきか)ということを時間をかけて考えるきっかけになりました。
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今回、得た大きな収穫は、「よし!やってみよう」の感覚を手に出来たことだった。これは、チームで何か作品を創作する上で、力強い推進力になるだけでなく、自分個人で作品や役に向き合う時にも、前向きなエネルギーや開放感、勇気を与えてくれる素敵な“言葉”になると思う。
 
今回、自分の中から何かを生み出し作品を創った。そしてそれは、何とも言えない幸福感を与えてくれるものなんだと改めて気づかされた。これも大きな発見だった。
周りの環境(広い意味で)と自分を共鳴させて行く感覚を、引き続き養って行きたいと思っている。この感覚は、演者にとって、とても大事なモノのように思えるから。今回のワークショップで特にそう感じた。
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